自治体主催の中高生海外派遣事業はお値段以上の価値がある

英語・アメリカ

金沢市が、ロシアのイルクーツクに派遣する中学生を募集しています。

https://info2.city.kanazawa.ishikawa.jp/www/notice/detail/1149

 

この派遣事業って本当におすすめだと思います。

長女は中学生のころ、この金沢の訪問団の一員としてロシアを訪れました。

このような事業は金沢に限らず、いろいろな自治体でおこなっているはず。石川県主催のものもありますよね。

 

以下、親として感じたこの事業の素晴らしさです。

特別な海外経験を積める

まずはこれですよね。

幼少期から家族で海外に行くような裕福なご家庭を除いたら、中学生までに海外に行ったことのある子どもって少数派だと思います。時間やお金のことを考えたら、なかなか行けるものじゃないです。

一方で「子どもに海外経験を持たせたい」と思うのもまた親心。

市の派遣事業となると、普通の旅行ではできない経験をたくさんさせてもらうことができます。こんな貴重な機会はありません。

イルクーツクのいろんな施設を連れて行ってもらったり、観光をしたり、ホームステイをさせてもらったり。特にホームステイ経験はとても得がたいものでした。

地元愛が芽生える

海外に行くとわかるのが、日本の素晴らしさです。

加えて、姉妹都市の場合は、金沢にちなんだ道があったり、記念碑があったりして、異国でそういうものに接すると、一気に金沢愛があふれてくるのです。

実際にイルクーツクには金沢通りという通りがあり、兼六園のことじ灯篭と同じものがおいてあります。(私は写真で見ただけですが)

ふるさとは遠きにありて思ふもの

ロシアに来て数日なのに、「ああ~金沢~!」ってなりますよね。

新たな友人ができる

実際にロシアに行く前に、何度か研修があります。ほとんどが違う中学から来ている生徒たちですが、同じ場所に行く仲間として、また外の世界に興味を持つ仲間として、少しずつ互いに仲良くなっていく様子は、親の目から見ても頼もしいものでした。

行く前の研修、ロシア滞在、帰ってきてからの報告会、等々。中学生同士が顔を合わせる機会が何度も持たれ、親密な友人もできていました。

英語のできなさを痛感してやる気が出る

長女が帰ってきてから嘆いていたのが、「英語がまったくできなかった」ということ。

ホームステイ先の女の子ソフィアは同年代。なのに、自分に比べて格段に英語ができる。英語が上手なだけじゃなくて、中国語(漢字)の勉強もしている。それに比べて自分はいったい…ということに気づけたわけです。

自分のぬるさへの気づき。

親が「勉強しなさい」と言っても響かないけれど、海外の子がめっちゃ勉強してるのを目の当たりにすると、勝手に響くんですよね。ありがたいです。

国際交流が続く

長女がホームステイで仲良くなったソフィア、その後も2人の間でやりとりは続き、翌年の日本派遣団で今度は金沢に来てくれました。

※派遣団は1年ごとに交互で行き来しています。

もちろん、我が家が大歓迎でホームステイを受け入れました。兼六園に行ったり、尾山神社でおみくじ引いたり、浴衣を着たり、日本の制服を着たり、金箔体験したり、回転寿司に行ったり、と私にとっても充実の時間でした。

いまだにつながっているようです。

将来の夢を考えるきっかけになる

長女は今アメリカの大学に通っていますが、中学時代にこの派遣団の一員としてロシアを訪れたことが、のちの進路選びに少なからず影響を与えていると思います。

市役所の担当の方々、引率して先生や医師の方々など、学校の先生とはまた違った、多くの大人と身近に関われたことも、とてもプラスになりました。

OBやOGとして、説明会で経験談を話したり、ロシア団が金沢に来たときの歓迎会で裏方や司会をさせてもらったりと、その後もいろんな経験を積ませてもらっています。

おまけ

もともとは私が新聞で市が中学生派遣団を募集している記事を見つけて、長女に「これ面白いかもよ」と紹介したのがきっかけです。

ちなみに次女は、私の「応募してみようよー」という言葉をかたくなに拒みました。あとになって「本当に行ってみたかったけど、あのころはチキン(臆病)だった」と語っています。

なんてもったいない。

チャンスはこんなにも近くに転がっているのに。

中学生で、こういう事業に気になっている子がいたら、ぜひ背中を押してあげてほしいと思います。そこから世界は広がっていくので。

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