合唱と声楽の世界に目覚めてしまった

日々のこと

合唱や声楽と言っても私が歌うわけではなく、息子の話です。

そしてのんきに子どもの話をする親は、たいてい親バカです。よってこの記事も所詮親バカ記事であることをお断りしておきます。

 

3人姉弟の末っ子、息子氏。現在高校1年生。

彼、勉強はともかく体力だけは自慢。中3のときは、校内体力テストで全校1位になったと、たいそう喜んでました。高校に入学してすぐの体力テストでは、学年3位だったそうで、たいそう悔しがってました。これが学力なら親としても色めきたつところですが。

そんな筋力がとりえの男。高校で何の部活に入るのかと傍観していたところ、入った部活なんと合唱部。

入学直後に音楽のクラスで歌ったところ、先生(合唱部顧問)から「あなた、いい声してる」とおだててもらい、部の上級生から熱烈に誘ってもらい、本人はギリギリまでラグビー部と迷いながらも、熱心に誘ってもらった合唱を選んだという経緯。

私自身ずっと運動系だったし、娘2人も陸上とサッカーで、文化部というものにまったく接点がなく。さらに言うなら、私が合唱にまったく興味がなくて、子どもが3人いて毎年中学で合唱コンクールがあったはずなのに、ただの一度も足を運んだことがなく。見に行った友達から「よかったよ~!」と話を聞いても、「へぇ」という感想にならない感想を持ったのみ。

そんな私が今声を大にして言いたいこと。

 

合唱部すごい!

合唱おもしろい!!!

 

声楽コンクール、合唱コンクール、いろんなのを見に行ったけど、美しさと完成度といったら本当にすごいですよ。声楽に至っては、ステージ上でひとりで歌う度胸、あなたたちみんな金賞もの。

先日も県内の高校生が集まって歌う、石川ユースコーラスコンサートがありました。

聴きながら…あれ?涙が。涙が止まらない。

ああいう涙ってなんですかね?

嬉しいとか悲しいとかじゃなくて、心の奥の柔らかい部分に触れるのかな。なんとも表現しがたい涙。でもこんな風に泣ける自分が嫌いじゃない。息子が後で録音データをくれたので、最近は毎晩ベッドの中で聴いて、ひと泣きしてから寝てます。これってデトックス?心がピュアに洗われていく。

 

息子の高校は合唱の伝統校という理由もあり、その練習量はかなり多め。

入部早々春合宿があり、その後も夏合宿、なんとか合宿、なんとか合宿。上位大会に進んで、泊まりで県外へ行くことも。仲間と一緒に過ごす時間が長くなることで、親睦も深まるらしく、特に憧れの先輩(男)もでき、「○○さんは俺の師」と言ってはばからない。

親の言うことなんて全然聞かないけど、先輩には忠犬のようになついて、かわいがってもらってる模様。こんなふうに信頼できる人が近くにいるって、ありがたいなぁと思う。

上2人のときも感じたことだけど、親ができることって限られてるんですよね。私が子どもたちの人生にしゃしゃり出ても多分ロクな結果にならないので、もっぱら周りに育ててもらってます。

 

合唱を通して、彼の世界は確実に広がったし、私の世界も広がりました。

 

子どもがいる喜びのひとつに、親の世界が広がるという点があります。

子どもってどんなことに興味を持つか、どんなことに適性があるか本当に分かりません。長女は陸上に青春をかけてたし、次女はサッカーに打ち込んでたし、息子は合唱と出会いました。三者三様。みんな違ってみんないい。進学した高校もバラバラ、選んだ部活もバラバラ。おかげで私は、3つの高校を堪能してるし(どれも素敵な高校よ)、トラック競技の世界、女子サッカーの世界、合唱や声楽の世界、たくさんの世界を知ることができました。

世界を広げてくれた子どもたちよ、ありがとう。ますます各自が楽しいと思えることをやっていってもらいたい。それを傍らで眺めて楽しみたい。

↑三者三様三姉弟

 

で、合唱。

合唱や声楽って、少し前までの私みたいに、縁のない人はまったく縁がないと思うので(それがおそらく大多数かと)、機会があったらぜひ聴いてみてください。

素晴らしいから。

気持ちがクサクサしてるときとか、間違いなく刺さるから。

なんなら泣くから。

 

 

息子は家にいるときもよく歌ってます。相変わらず筋トレおたくでもあります。その腹筋ムダやんけ、という素朴なツッコミには、「歌には全身の筋力が必要なのだ」と返してきます。

部員でもない私に歌のレクチャーまでしだすけど、ボイトレとしての声の出し方など、参考になる部分もあったり。

そして、日々歌ってる男子高校生は実に爽快。

 

悩むことはいろいろあろうが、とりあえず歌おう。

 

Luciano Pavarotti sings "Nessun dorma" from Turandot (The Three Tenors in Concert 1994)

まさか息子とパバロッティの動画を見ながら語る日が来ようとは。

この動画、歌い終わった直後のパバロッティの表情が好き過ぎて、何回も見てしまう。

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