金大病院の好きなところは、正面玄関から入るとタリーズとコメダがばーんと目に入って、気持ちがほぐれるところ。私はコメダ派です。
さて、歯の移植手術から1ヶ月が経ちました。
1ヶ月後にどんな感じになっているのか、簡単にご報告します。
大学病院通院
退院後、大学病院には2回通院してます。1回目は抜糸のため、2回目は様子見。来週は3回目の1ヶ月点検。
思い起こせば、数か月前に初診で大学病院に訪れたときには、診察までかなり待たされた。「あーこれが大学病院ってやつかー」と、正直うんざりもした。
それが、どういうことでしょう。受診の回数を重ねるにつれ、大学病院との相性がよくなってきてるのか、前回は9時予約で、実際9時ちょい過ぎに診療開始。15分くらいで診療が終わり、会計は自動清算機でサクサクで、9時半には大学病院を後にしました。大学病院との息がめちゃめちゃ合ってる感じ。
なので、通院が全然苦じゃない。
いや、いまや診察に待たされたとしても、気にならないかな。
というのも、入院してよく理解したんだけど、お医者さんたちは外来診療の前に、入院患者さんの病室行って様子の確認とかしてるわけですよ。こういうのって健康な立場だけにいると、頭では分かっていても実感しにくい。実体験を通して、全体像を多少なりともつかめるようになると、安易に不満を感じなくなるよね。
クリニック通院
移植は大学病院だけど、そのあとの神経の治療~セラミックなどをかぶせる治療はかかりつけのクリニックでやってもらいます。
くっつき具合等の管理は大学病院が継続して見るので、しばらくは大学とクリニックの両方に通う形になります。とはいえ、両方ともさほど頻繁ではありません。
昨日クリニックで神経の治療をしてもらって、次に行くのは2月。
大学病院は来週受診。その次はしばらく空くんじゃないかな。
歯医者さん系って、間を空けると、だんだん足が遠のきがちになって、次第に昔のトラウマがよみがえって「恐ろしい場所」のように思えてきて、相当悪くなるまで我慢してしまう。昔の歯医者の恐怖はなかなか根深い。
が、頻繁に通ってると、そういうネガティブな感情は一切起こらない。
だから歯医者さんにはこまめに通った方がいいんだよ。怖い気持ちも起こらないし、歯は健康できれいな状態を保てるから。長持ちさせるためには、こまめに通って予防ケアしてもらうのが正解。
現在の歯の状態
移植した側の歯では一切食べてないけれど、感覚的には好調です。ワイヤーでしっかり固定されているので、浮いた感じや動く感じはまったくありません。
大学病院の主治医の先生からは「軟らかいものなら食べても大丈夫ですよ」って言われているけど、右側(移植してない方)だけで噛んでいても特に不自由はないので、念には念をということで、左側で噛むのはもうしばらく待とうと思います。
とにかく、この歯は大事にしたいのよ。
前回の悩みのその後
口の中の違和感→ワイヤーが入ってる違和感は慣れた。まったく問題ナシ!
歯肉が荒れていた→健康的な歯肉になった。痛いところナシ!
唇のピリピリ感→徐々に少なくなって、今やピリピリ感ナシ!
おまけ(お金のこと)
入院費用については、民間保険会社から保険がおりました~!新卒での就職以来、長く保険をかけていて、初めて給付される側にまわった。
入院と手術で実際にかかった金額→高額医療費助成で減額→民間保険から給付金で、自己負担額はかーなーり抑えられました。さすがにプラスにはならないけど、日本の医療制度と保険制度ってすごいなと実感しました。
一方、少子化の中で、これからますます多くなっていく高齢者がこんなふうに病院に通ってたら、そりゃ日本の医療福祉制度はもたないだろうね、汗。
というわけで、どなたさまも健康第一です。