大学を卒業して社会に出たのは就職氷河期でした。
日本中のあらゆる企業が、新卒採用人数を100人(バブル期)→5人(氷河期)のように徹底的に絞り、多くの新卒者が行き場を失う中、どうにか地方の食品メーカーに滑り込むことができた私。
その会社では、東南アジアでの合弁会社&工場設立に向けて、海外大を卒業した学生の採用を行っていました。そこにうまくはまれた感じ。
採用されたのは、海外大卒3名。米国の大学院卒男子、豪国の大卒男子、そして米国の大学卒の私。
3人の入社時期は微妙にずれていたため、一緒に研修を受けたりすることはなく、それぞれ違った役割や仕事が与えられてました。なので同期入社とはいえ、自分以外の2人が何をしているのかは具体的に分からず。
そんな中でも、海外事業の打ち合わせのときには会議に召集され(合弁会社設立に向けての案件で、東京の大手企業も複数参加してた)、現地視察となれば、海外大卒組は偉い人たちにくっついて東南アジアの出張に同行するという形。早い話がカバン持ちだね。
で、海外事業の話が進まないときは、それぞれがそれぞれの業務に従事してるような、そんな感じ。
3人は特別仲がよかったわけでも結束が強かったわけでもない。
むしろ3人とも個性が強くて、互いを「コイツなんやねん」と思ってたんじゃないかと(笑)
でも、ほかの同年入社の同期(高卒、大卒)もいる中、互いに近い存在として認識していたのは確か。
会社としては「育てよう」としてくれてたと思うんだけど、3人の個性は強く、入社から数年後には3人とも退職を選択。社長からしたら、「二度と海外大卒なんて採るか」と怒り心頭だっただろう。3人3通りの事情があったのも事実だけれど。
以降、会う機会がないまま20年以上が過ぎ、かろうじて年賀状でつながっていた程度のお付き合い。
それがひょんなことから、豪君(豪国大卒を省略してこう呼ぶ)が仕事関係ではるばる金沢に来ることになったとのことで、SNSで私を探して連絡を取ってきてくれた。おお、会おう会おう、ご飯食べよう、と盛り上がる。
院君(院卒を省略してこう呼ぶ)も集まれたら楽しいだろうなーと思い、私から院君に連絡。
「豪君が金沢来るってさ、20年ぶりに一緒にご飯食べるんだけど、院君もどうよ?」と。
首都にお住まいの院君。ダメ元でのお誘いだったんだけど、すぐに「行くわ」の返事。
思いがけず、同期会が開催される運びとなったわけです。
20年以上ぶりの再会。豪君と院君との間は、年賀状の接点すらなかったらしく、本当に20年以上ぶりの顔合わせ。
これがもう、すごい楽しかった。
先月の大学時代の同窓会も最高に楽しかったけど、今回も同レベルに面白かった。
連続でこんな機会に恵まれるなんて、どんだけ私は普段の行いがいいのか。
同期時代の思い出話、会社を辞めた後のあれこれ、プライベートの話、今やってることなど、話題が尽きない。誰かがふとした一言を漏らすと、2人から容赦のないツッコミが入る。そもそも3人とも突っ込まれるポイントがありすぎる。
帰り道、さっきまでの笑える会話を思い出して、ずっと口角が上がりっぱなし。3人とも愛すべきアホだわ。
豪君も院君も、それぞれの場所で頑張ってることがわかって、それもうれしい。
ひとりは難関資格を武器に外資系を渡り歩いてるし、ひとりは先端分野で起業して40人もの社員を抱えてる。
「3人ともたくましくて、しぶといよね」ということで意見が一致。それぞれに少なからず試練や痛みもあっただろうに。
互いに刺激し合える存在がいるって幸せなことだ。
第二弾もやろうぜ!ということになったので、私も今いる場所で頑張って、新しい話のネタを仕込んで、元気に会いに行きたいと思います。
同期、バンザイ!