ランナーは貧血に気をつけて!走るたびにタイムが落ちた私の場合

ランニング・マラソン
ランナーのみなさん、いい練習ができていますか?食生活にも気を配って、バランスよくしっかり食べていますか?
 
3月に入れば東京マラソンもあるし、私が10年近く前に初フルを走った能登万葉の里マラソンもあります。マラソンシーズン到来ですね。
 
ちなみに私は寒い時期は冬眠派。なので春のレースは4月の後半にハーフを走るのみ。
 
多く走る月でも月間50キロ程度の、自他共に認めるぼちぼちランナーです。
そんなぼちぼちランナーなのに、昨年は中度の貧血が判明。
 
というわけで、ランナーのみなさん、特に女性ランナーのみなさん、タイムが伸び悩んでいるときは貧血も疑ったほうがいいよ!という話です。
 

健康なときの私のラン

30代半ばくらいから自己流でご近所ランニングを始めて、初めて出場した5キロのレースで25分台。初10キロは46分台でした。
 
練習よりぶっつけ本番タイプで、月の練習量は一番多いときでも100キロくらい。それでも30代の終わりごろまでは、自己ベストの更新ができていました。ハーフは1時間45分内でおさめられる感じでした。
 

練習してもタイムが落ちる一方だった数年間

30代の終わりから、レースに出るたびにタイムが落ちるようになりました。
体重も体型もまったく変わってないのに、タイムだけが無慈悲にどんどん落ちてゆく。
 
ハーフなら、どれだけ気を抜いても1時間55分あれば確実にゴールできたのに、最近は2時間を切ることができなくなりました。そもそも最後まで走り切るのがやっと。
 
練習では5キロを走り切るのがせいぜいです。しかも、ゆっくり走っていたら(ゆっくりしか走れなかった)、後ろからランナーではなく、急いでいる学生に追い越されるという泣ける出来事までありました。
 
前は身軽な小動物のように、ぴょんぴょん走れたはずなのに。もう遠い昔の記憶。
練習で10キロ走るにも、途中休憩を挟まないと無理。
 

練習量が少ないし。根性ないし。あと加齢のせいだ。

 
年齢には勝てない…。
だから走るたびに遅くなるのはしょうがないのだと。そう思っていました。
 

フルマラソン練習として10キロ走った後で倒れる

フルマラソンを3週間前に控えたある日。少し長めの距離を走っておこうと10キロ走ることに(私にとって10キロは長め)。ペースはゆっくりでいいから、とにかく10キロを走り切ろうと。
 
頑張り屋さんのわたくし、ゼイゼイでなんとか走り切って、満足感より猛烈な疲労感を抱えながら、自宅への残り200メートルの坂をクールダウンがてら歩き始めました。
 
でも、何か身体がおかしい。信じられないくらい息が苦しいし、身体が重い。フラフラする。吐き気もしてきた。途中でしゃがみこみたくなったけれど、一度しゃがんだら多分もう起き上がれない。ましてやご近所。道端で倒れてご近所のネタになるのは避けたい。視界がやけに明るくチカチカする。本当に吐きそう。意識も飛びそう。一刻も早く自宅にたどりつかないと…。
 
なんとか自宅玄関に到達して、そのまま倒れること15分。
 
気持ち悪さの中でぐるぐる考える。
「これは何かおかしい」
 

貧血判明 ヘモグロビン値8.3

体調が回復するのを待って、シャワーを浴びて、向かった先は内科クリニック。
血液検査をしてほしいとお願いしました。血液検査は何年ぶりだろう。5-6年ぶりくらいかな。
 
数日後に出てきた結果。
ヘモグロビン 8.3(基準値 12~14)
血清鉄 17(基準値 50~140)
 

ああ~これは結構ひどいね

 
8.3って、お医者さんの話を聞いても、ネットで調べても、なかなかのレベルの貧血。
日常生活に支障が出る数値。これでよく走ってたよ。平地にいながら低酸素高地トレーニングだよ。すごいな自分。というか、すごいバカ。なんで今まで気づかなかったんだろう。
 
振り返ってみれば、思い当たる節はいくつかあり。
夏前から毎日氷をガリガリ食べてた(氷食症→貧血の典型症状)。口角が切れてた(貧血の典型症状)。あとやたら眠かった。
 
でも日常生活では気にならなかったんだよ。貧血って少しずつ進行してると、身体が低酸素状態に慣れてしまって、自覚症状がないことも多いらしいです。
 
 

月末にフルマラソンがあるんです…

走りたいの!?

はい!

鉄剤注射10本くらい打てばいけるかなぁ

 
早速、この日注射一本打ってきました。次は翌々日。あとは毎日鉄剤の内服。
 
走れなかった原因が分かって嬉しい。ここ数年ずっと慢性貧血だったんだろうな。貧血を本気で治せば、ワースト更新の日々から抜け出せるかも!
 

貧血治療開始後のラン

10日程度完全にオフを取って、久しぶりにジョギングをしたところ。
 

なにこれ!体が軽い!!!

嘘みたいに身体が軽くて、スピードを出してもゼイゼイしないことにびっくり。
 
今までゆっくりゆっくりジョグをしてるだけで息が上がってたのに、風を切るように走っても、呼吸が楽で超気持ちいい!
 
迎えた富山マラソン。
貧血の治療は途中ではあったけれど、3年連続出場した中で一番いいタイムが出ました。
 

貧血にならないために

女性は月経があるため、貧血になりやすいです。
ランナーは着地するたびに足裏でヘモグロビンが壊れるため、貧血になりやすいです。
 
つまり、二つを掛け合わせた女性ランナーは、気をつけておかないと知らず知らずのうちに貧血になる可能性が高いのです。
 
貧血は慢性的に進んでいくと、少しずつ慣れていくので、しんどさに気づきません。特に運動している人は、気合や根性で補おうとしてしまうので、気づいたときには結構進んでしまっているケースが多いです。
 

スポーツ貧血にならないためには

  • バランスのいい食事を心がけること
  • 特に鉄分の摂取を心がけること(レバーや牛肉など)
  • クッション性のあるシューズを利用すること

パフォーマンスが上がらないときには

貧血の可能性があります。お医者さんで血液検査を受けましょう。
 

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